４月１７日の小倉競馬（エスペランサＳ・ダ１７００ｍ）に出走したランフォルセ（牡５歳・萩原厩舎）は、スタートから抑えきれないほどの手ごたえで向こう正面からポジションを上げていき、直線に向いて先頭に立つとそのまま後続に影を踏ませることなく勝利を収めました。鞍上の中舘騎手は、「３コーナー付近からは腹を括って手綱を放して前へ行きましたが、ゲートも仕掛けの早さも関係なかったですね。力が違ったということでしょう。いい馬に乗せてもらえて光栄です。ありがとうございました」と本馬のポテンシャルの高さを肌で感じ取っていました。
　また同日１７日の阪神競馬（３歳未勝利・芝２２００ｍ）ではファタモルガーナ（牡３歳・荒川厩舎）が直線で一瞬の切れ味を見せて優勝しました。父ディープインパクトの血が騒ぎ始めたのか鞍上の和田騎手も「直線で一瞬待つ形になりヒヤッとしましたが、開いてからは一気に前を捕まえてくれました。着実に成長していますね」と同馬の成長ぶりを評価しています。
　かたやダート重賞路線、かたやクラシック路線、二頭が向かう次のステージでどんな走りを見せてくれるかとても楽しみでなりません。