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ダビスタ×キャロットクラブ⁉ (21/1/28)

今回のTopics & Newsは、いつもと少し違うキャロットクラブにちなんだ話題を紹介します。もはや競馬ファンには説明不要の競走馬育成シミュレーションゲーム「ダービースタリオン」の最新版が昨年12月に発売されました。

キャラクターはガンバ大阪やオリックスBW時代のマスコットデザインでも知られる松下進氏の作品

最新のダビスタ/白毛やブチ、尾花栗毛はもちろん、鹿毛だけでも明から暗まで何パターンも設定

ゲームには1勝馬からGTホースまで多くのキャロットクラブ所属のライバル馬が登場します。馬主別の頭数は、サンデーレーシング127頭、キャロットファーム107頭、社台レースホース106頭がトップ3。他のクラブ法人名義では、シルクレーシング77頭、サラブレッドクラブ・ラフィアン59頭、東京ホースレーシング45頭と続きます。ひょっとしたら愛馬との対戦が実現するかもしれません。
ゲームでは総勢3199頭がライバルとして立ちはだかります。気になる最強馬をダービースタリオンの開発チームの皆さんに聞いたところ、1200mではグランアレグリアやカレンチャン、不良馬場になるとアストンマーチャンも面白い存在。マイル〜2000mはモーリス、アーモンドアイ、ウオッカあたり、2400mでもやはりアーモンドアイ、ウオッカですが、本格化した5歳時のリスグラシューも強烈。3000m以上だと、逃げ馬なので展開に左右される面はありますがキタサンブラック。ダートではクリソベリル、コパノリッキー、カフェファラオなど。強い牡馬のほとんどが種牡馬としてゲームに入っているため、全体に牝馬が優勢だそうです。

2004年〜2017年生まれ(現4歳)まで

ファミコン時代の初代ダビスタ/生産馬は牡馬のみ、まだ坂路やローカル開催もありません

第1作の「ベスト競馬ダービースタリオン」が1991年にファミリーコンピューターのソフトとして販売されてから、今年でちょうど30周年。たくさんの人がこのゲームシリーズをきっかけに実際の競馬にハマったり、競馬業界を志したと聞きます。今作で初めて搭載された音声実況機能の音声を担当したラジオNIKKEIの小塚歩アナウンサーも、高校時代にダビスタをやり込んだヘビーユーザー。ご本人曰く、この仕事が決まった時はとにかく嬉しかった、合計7日ほどかかった馬名の生撮り、合成音声、実況用語などの収録も全く苦にならなかったそうです。ちなみに、小塚さんはダビスタV時代、アスワン産駒で最強馬生産を目指したとのことですが、個人的には実績A、底力A、安定Cのノーアテンション×スキップフロア派で爆発配合狙いでした!

小塚アナ実況!迫力のHD映像で送るリスグラシュー有馬記念ゴールシーン

1月からはグリーンチャンネルで『あつまれ!ダビスタもりあがり隊』という、お笑い芸人がタビスタをトコトン遊ぶ番組がスタート。TSUTAYAのゲーム販売ランキングでは、週間ながら、なんとあの桃太郎電鉄を抑えて初登場1位を獲得しました。その後も順調にセールスを伸ばし、現在はダウンロード版含めて20万本に迫る勢いだそうです。最近は桃鉄で遊びながら日本地図や名産品を覚える子どもが増えるなど、ゲームが「知育」として注目されていますが、こと競馬の世界に関してはダビスタをおいて他にありません!コロナ禍により、おうち時間が増え、密かなダビスタブーム到来の予感がします。

今回ご案内した内容は会報2月号の特集として、ダビスタの歴史や開発チームに聞いたQ&A、小塚アナウンサーのコラムで詳しく紹介する予定です。ちなみに、2月号もう一つのW特集は、クルーガーが赴く、中東の競馬大国トルコの競馬事情を須田鷹雄さんが執筆。どちらも旬な情報を深掘りしていますので、是非ご覧ください。

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