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雨中のGT 天皇賞(秋) (17/10/31)

「こんな酷い馬場でのGTレースを見ることは暫くないだろう・・・」
先日の菊花賞後、皆さんもそう思われたのではないでしょうか。来週はきっと良い天気で競馬が行われるはずだと。

そして迎えた先週末、まさかの台風再到来。天皇賞DAYの東京競馬場、芝コースは”田んぼ”ダートコースは”沼”と言うべきか、私自身競馬を現地で見始めて約20年になりますが、史上最悪と言ってよいコンディションの下で開催が行われました。
「2分8秒3」は、今回の天皇賞(秋)勝者キタサンブラックの走破タイム。ちなみに、18着でゴール板を過ぎた馬のタイムは「2分16秒9・上がり45秒8」、これらの数字が過去類を見ないレースであったことを物語っています。そんな状況下でクラブからはネオリアリズムとステファノスが出走、残念ながら天皇盾を獲得することはできませんでしたが、不良馬場で走り切った後ですのでまずは怪我なく、そして無事に次走へ駒を進めていけるように願っています。当日、現地で声援を送っていただきました皆様、悪天候にも関わらず有難うございました。

先週はクラブ所属馬からナラトゥリス、ケイブルグラム、ティソーナが勝ち名乗りを挙げてくれました。ナラトゥリスは新馬戦惜敗も、2戦目できっちりと勝ち上がりを決め、ケイブルグラムは外から猛追しゴール前でギリギリ交わして500万を卒業、ティソーナは1年振りの前走3着から今回は逃げの手を打ち、平均ラップを刻み続け見事逃げ切り勝ちを収めました。出資会員の皆様、誠におめでとうございました。また先々週に続き、各競馬場で泥まみれになりながら無事レースを終えた所属馬たちにも、いつも以上に拍手を送っていただけますと幸いです。

さて、今週の中央競馬は変則3日間開催となります。中でも注目は、5日(日)みやこS(GV)に出走しますエピカリスでしょう。春の帰国後に出走しましたレパードSは直線で不利もあり不完全燃焼に終わりました。初の古馬との戦いで容易ではありませんが、能力はやはりトップクラス。力の違いを見せつけ、JRA重賞初制覇へ挑みます。
また、クラブから出走馬こそいないものの、3日(金・祝)には大井競馬場でJBC3競走が予定されており、今週も注目レースが目白押しです!

台風一過のこちら東京は月曜日に木枯らし1号が吹き、特に朝晩の冷え込みが厳しくなりました。また同時に、僅かながら木々の葉が少しずつ色付き始めているように見えます。この更新が新たにカレンダーをめくるタイミングと重なりましたが、2017年もいよいよ残り2ヶ月。愛馬へ、またクラブ所属馬へのご声援をホープフルSが行われます年末まで引き続き宜しくお願いします。




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