いよいよ本番の今日。朝から小雨が降り、日中こそ降られなかったものの曇天のなか今日のレースがスタートしました。
その中で８レース。前のレースの確定が長引きしばらく待たされる形にはなりましたが、堂々とした歩きを見せるタスティエーラが登場しました。

香港カップのときも気配は良くパドックでオッズが下がり、現地の人たちにも評価されているんだなと感じましたが、今回はさらに良いのではないかと思わせてくれました。
すると…

見事にベストターンドアウト賞に輝き、担当の高橋さんが表彰されました。
レースはご存知の通り、昨年末の雪辱を晴らす走りで見事に優勝。
父サトノクラウンも２度目の遠征で香港Ｇ１を制し、息子も続いてくれました。



ダービー以来のＧ１。とても嬉しく思います。
その一方で悲しい出来事もありました。
無事であることが何よりと改めて感じています。
信頼できるこのチームの導きによって、タスティエーラが、そして関わる皆さんがより幸せなときを過ごすことができればと願うばかりです。


この遠征における特集はこれが最後となります。
馬の状態を確認できましたら帰国の途につき、到着後も無事を確認できたらと思います。
そして、あくまでも状態と照らし合わせながら今後のプランを検討していけたらと考えておりますので、これからもご声援のほど、よろしくお願いいたします。

先日、２４日にタスティエーラが追い切りました。
まずはウォーミングアップを入念に行ったのちにコースへ移動。
前回同様、ともに遠征するサトノレーヴとペアを組んでの追い切りとなりました。
序盤こそテンションが若干高くなるところもあったようですが、
落ち着いてからとてもリズムよく、そして気分よく走っている姿が見て取れますね。

天気予報ではこの後雨マークが出ていることもあり、馬場状態がどのようになるか心配でもありますが、２度目の遠征でもありますし、前回以上のパフォーマンスを見せてくれることに期待しています。

２３日は翌日の追い切りに備えて角馬場でのウォーミングアップ、ダートコースでのキャンター調整を行った後、前日に続いてパドックスクーリングを行い、汗を流しました。
本日は追い切りを消化していますが、その様子が入手できましたら後日お知らせできればと思っています。

２日目は角馬場でフラットワークを行い、馬体や健康状態の確認を行いましたが、２２日はコースにも入りました。また、パドックスクーリングも行っており、準備は順調に進んでいます。

パドックスクーリング中

カイバ食いが少しだけ頼りないところがあったようですが、陣営のケアもあり少しずつ良くなっているようで、このままいい状態へと上向いていってほしいですね。

蒸し暑いなかなので、気持ちよさそう

２日目は検疫地区内の各馬場でフラットワークにて動きの確認をしました。
多少テンションは高いものの、動きに硬さはなくコンディションは良好のようです。
このまま順調に行ってほしいですね。

タスティエーラが日付が変わったくらい２０日深夜帯に香港・シャティン競馬場へ無事に到着しました。
昨年暮れに続く２度目の遠征とあって、輸送ならびに到着後もまずまずの様子を見せてくれているようです。
今回は到着時、そして翌日の運動の様子をご紹介いたします。