お知らせ
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オーソクレース 障害飛越競技に出場! 25/10/29
10月25日にJRA馬事公苑で“Tokyo Equestrian Festival 2025”が開催されました。これは馬と人による信頼・芸術・スポーツ性の融合を体感する場として企画されたイベントで、掲げられたテーマは『日本の馬術競技の国際化』。このイベントは主に【U25 Next Stars(25歳以下選手対象)/採点方式エクイテーションクラス(予選)】、【Equitation Challenge Class(18歳以下選手および引退競走馬対象)/採点方式障害馬術競技】、【Welcome to TEF〜OTTB Exhibition〜/引退競走馬たちの演技・展示】、【Top Stars Show Jumping/トップライダーによる障害飛越競技】で構成されており、その他に【Meet the Horses/引退競走馬とのふれあい】が行われるなど、プログラムは多岐に及びました。
本イベントにはキャロットクラブ卒業生で、現在は岡山県真庭市蒜山のオールド・フレンズ・ジャパンで余生を過ごしているオーソクレースが、【Meet the Horses】に登場、【Equitation Challenge Class】にも出場しましたので、その様子をレポートいたします。
【Meet the Horses】は引退競走馬の穏やかな今の姿に触れてもらうことを目的として実施され、オーソクレースも来場者とのふれあいや写真撮影に臨みました。人懐っこさ溢れる、現役時とはまた一味違う彼の姿に魅了された参加者からは「元気な姿を見ることができてよかった」「現役時とはまた違う表情を見せていて、胸にくるものがあった」との感想が漏れましたが、圧倒的に多かったのが「かわいい〜」「相変わらずイケメン!」というお褒めの言葉。普段はクールなオーソクレースも、この時ばかりはちょっと照れているような感じに映りました。
【Equitation Challenge Class】(110cm障害飛越)は、スピードや障害落下数を競う通常の障害飛越競技とは異なり、ライダーの姿勢、バランス、馬との調和といった「技術の正確さと美しさ」が評価の対象となる競技です。彼にとって馬事公苑で競技するのは初めてで、110cmクラスの経験も浅いことから、期待と不安が交錯しましたが、終始落ち着きを保って、ライダーの指示にも忠実に反応しながら走行を終えることができました。結果は14位と上位に食い込むことはできなかったものの、集中力や対応力の向上、ライダーとの信頼関係の強化を感じさせる、今後に向けてとても意義のある一戦でした。
オーソクレースは、同じくJRA馬事公苑で12月7日に開催される“RRC引退競走馬杯ファイナル”へ出場することが決定しています。見学は自由なので興味のある方は足を運ばれてはいかがですか?