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キョウエイマーチ一族の野望! 11/1/31
1月29日の東京競馬(3歳未勝利・ダ2100m)のパドックに堂々とした好馬体で登場したグランマルシェ(牡3歳・小島茂厩舎)。大型馬特有の2戦目での変わり身の効果か馬体は絞れて前向きさが前面に押し出されていた。レースでは3コーナー過ぎから徐々に進出し、直線は外に出されるとしっかりとした伸び脚を見せて見事優勝。道中は幼さを見せながら走った同馬が本気で走るとき、どんな走りを見せてくれるかとても楽しみだ。
翌日の京都競馬(4歳上1000万下・ダ1400m)には前日の甥っ子の勝利に続くべく行進曲を鳴らしながら登場したインペリアルマーチ(牡4歳・音無厩舎)。パドックでの姿は威圧感たっぷりで、モノが違うとばかりに他馬を圧倒するものであった。前走に続き京都ダート戦に挑戦した同馬は好スタートから2番手を楽に追走し、3コーナーからジワッと動いて先頭に立つと直線に入ってからは後続を余裕で突き放して優勝。まったく他馬を寄せ付けないその走りに今後の期待は大きく膨らんでしまう。
キョウエイマーチ一族の2頭にはその血脈を繋ぐべく、更なる衝撃の走りを競馬場で見せつけてほしいものである。
同日の京都11R(京都牝馬ステークス-GV・芝1600m)は昨年のチューリップ賞で、後に三冠馬となるアパパネを倒したショウリュウムーン(メス4歳・佐々木晶厩舎)が怒涛の末脚で馬群を突き破ると圧巻の走りで復活勝利を挙げた。募集番号57番フォルクローレの09(父・キングカメハメハ・梅田智厩舎予定)は同馬と父(キングカメハメハ)・母の父(ダンスインザダーク)ともに同じ配合。デビューに先駆け、期待できるポイントが増えたと言っていいだろう。現在、週3回は屋内坂路コースをハロン17秒程度のキャンターを行うなど順調に調整を続ける本馬にも高い期待がかかる。