72. クルークハイトの21

スケールの大きな骨格と無駄のない良質な筋肉に恵まれた本馬は、初仔とは思えないほどの好馬体へと成長を遂げています。夜間放牧を休みなく継続してきたことで力強さが増しており、トモをしっかり踏み込ませた前進気勢に溢れる常歩は、日常の中でもとても目立っています。どっしりと落ち着いた性格でスタッフを困らせることのない優等生的な存在ですが、放牧地では走ることに対して非常に前向きなところを見せており、体全体を使ったストライドの大きなフォームには目を見張るものがあります。その躍動する姿から期待は膨らむ一方で、名門ソニンクの系譜に新たな1ページを加えてくれることでしょう。