15. リカビトスの21

小柄な馬体で4勝を挙げた母の初仔らしくサイズはコンパクトですが、幅のある骨格をベースとして大きな肩を擁する前躯、適度に締まりのある胴、日々容積を増す後躯と、全体がバランスよく発育を遂げ、重心の低いアスリート体型へと成長しています。四肢の回転が速く、瞬時にトップスピードへとギアチェンジが可能で、父の産駒らしいスピード溢れる機敏な身のこなしから運動神経の高さが見てとれます。引き締まった体つきや、賢くも好戦的な気質から仕上がりに苦労することはなさそうで、両親同様に2歳時から活躍し、マイルを主戦場にスピードを活かした走りでターフを湧かせてくれることでしょう。