37. ジンジャーパンチの21

G1 2勝の父は、雄大かつ迫力あふれる馬体の持ち主で、本馬の厚い胸幅や隆起した肩やトモ、ゆったりとした腹袋はまさに父譲りでしょう。筋肉量が豊富で一見するとややコンパクトに映るほどですが、バランスのとれた骨格は兄姉とも共通する特長でもあり、両親の長所を確かに受け継いだと言えます。放牧地では優れた心肺機能と豊富なスタミナを活かした持久力のある走りを見せており、また特に手が掛かることはないことから、早くも父のような自在なレースが想像できます。頑健な体つきに加えて、早期から安定した活躍を見せる血統背景から、本馬も長くトップクラスでの活躍を見せてくれるでしょう。