昨年、アヴェンチュラが制した秋華賞（ＧＩ・芝２０００ｍ）に今年は二冠馬ジェンティルドンナ（牝３歳・石坂厩舎）が出走。中盤でレースが動く展開となりましたが、見事な差し切りを決めて史上４頭目の牝馬三冠を達成しました。父ディープインパクトは現在種牡馬リーディングのトップを走っており、牝馬三冠の父となったことで種牡馬としてますます楽しみになったのは言うまでもありません。
　今週は牡馬クラシック三冠の最終戦・菊花賞（ＧＩ・芝３０００ｍ）が行われます。『もっとも強い馬が勝つ』と言われる菊花賞。牝馬とは違い、異なる馬がタイトルを分け合った３歳牡馬路線。最後の一冠をどの馬が制するのか必見です。クラブ所属馬アーデント（牡３歳・加藤征厩舎）も同競走に出走を予定しており、父に更なる勲章をプレゼントすることができるか注目が集まります。ぜひご声援いただければと思います。