７月１１日、快晴の下で行われた京都競馬（枚方特別・ダ１４００ｍ）にキャロットの精鋭リーガルスキーム(牡６歳・中尾厩舎)とアンヴァルト(牡４歳・平田厩舎)が出走した。中でも前者リーガルスキームは休養明けもなんのその。外枠スタートから無理せず位置を下げて後方を追走。道中はじっくりと脚を溜めて、直線では馬場の外目を最速の上がりを駆使しての快勝劇を得意のダート１４００ｍ戦で見事に演出した。
前走まで競馬場についてからイレ込んで、レースの頃には消耗してしまうことからここまで歯がゆい結果が続いていた。障害練習を取り入れるなど、環境に変化を持たせてきたことが今回は見事に結果に結びついた。休み明けを叩いた次走では更なる上積みも期待できるだろう。