６月５日、曇り交りの東京競馬場で第６１回安田記念（Ｇ�T・芝１６００ｍ）が行われました。春のマイルチャンピオンを決めるにふさわしいこの大一番にリアルインパクト（牡３歳・堀厩舎）が駒を進めました。スタンドから沸き上がる大歓声の中、スタートを決めて好位３番手を楽に追走。直線に向いて追い出し、先頭に立つと迫るストロングリターン（牡５歳・堀厩舎）をクビ差凌ぎ切り見事優勝しました！
並いる強豪古馬たちを相手につかんだこの勝利は、同時に安田記念がＧ�Tとなってから３歳馬が初めて戴冠した瞬間でもありました。
桜花賞のマルセリーナに続き、偉大なる父に２つ目の勲章を贈ったリアルインパクト。
この夏はさらに激しい戦いになることが予想される秋に備えて英気を養うことになりますが、まだまだ伸びしろが存分に残るだけにどんな姿を現してくれるか、どれほどの飛躍を遂げてくれるか、今から楽しみでなりません。