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春の訪れとともに (15/3/9)

すでに暦の上では啓蟄が過ぎ、大地が温まり冬眠をしていた虫が穴から出てくる時期になりました。春の訪れに胸躍る季節を迎え、永かった寒い冬ともお別れとなり、新しい一歩が踏み出せそうな感覚になります。
さて競馬に目を転じれば、春の本番へ向けた3歳馬たちのトライアルレースも始まり、東西で手に汗握る好レースが繰り広げられています。先週は阪神競馬場でチューリップ賞(芝1600m・牝馬限定・GV)、中山競馬場で弥生賞(芝2000m・GU)が行われ、関東馬の2頭が勝ち名乗りを挙げ、少しづつ東西の勢力図が変わりつつある状況ではないかと感じられます。中でもチューリップ賞を勝利したココロノアイはこれで重賞2勝目、亡き父ステイゴールドの遺伝子の優秀さをまざまざと見せつけてくれました。現在キャロットクラブでは同じ父を持つ募集番号10番エンシェントヒルの13を出資可能馬として募集中です。ハロン15秒台のキャンターにもずいぶん余裕が感じられるようになってきており、動きの質は日増しに高まっていることが感じられ、いい成長を見せてくれていますので、どうぞご注目ください。
さあ今年のクラシック戦線は「関東馬が優勢?」「いや関西馬も強いぞ!」と思いを巡らせて本番まで残りあと1ヵ月余り、若駒たちの活躍に目が離せません。

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