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来春へ向け、躍進する2歳馬達 (17/12/19)

先週末は2歳牝馬達の活躍によって3つの勝ち星を挙げてくれました。

まずは16日のさざんか賞(阪神9R・芝1200m)に出走したアンフィトリテ。最後の直線で鋭い伸び脚を披露し、一気の差し切り勝ち。その内容にルメール騎手も能力の高さを感じたようですし、キャロットクラブと相性抜群のトキオリアリティー一族からまた新たなスター候補が誕生したと言えるでしょう。

そして、翌17日にはアングレームが2歳新馬(中山6R・芝1600m)に出走。6月中旬に美浦トレセンへ初入厩してからデビューを迎えるまで時間を要してしまいましたが、ここまで我慢しながら馬の良化を促してきた矢野厩舎と牧場関係者の尽力、また会員の皆様の応援のおかげにより見事デビュー戦を勝利で飾ることができました。江田照男騎手もセンスのよさを褒めており、今後が楽しみだとコメントしてくれましたので、次走も期待したいと思います。

また、同17日の2歳未勝利(中京5R・芝1600m)ではイルーシヴグレイスが父譲りの瞬発力を発揮して3戦目で嬉しい初勝利を挙げてくれました。藤岡康太騎手もまだ余裕があったと言っていたようにポテンシャルの高さを感じさせる走りでした。小柄な体躯で調整の難しさはあると思いますが、今後も堀厩舎の手腕によって着実にステップアップしていってくれることを願っています。

さて、早いもので今年も残すところわずかとなり、今週末はいよいよ年末の大一番となる有馬記念を迎えます。クラブからはルージュバックが出走を予定しており、強力なライバル達がいますが、北村宏司騎手にはオールカマーで見せた好リードを再現してもらい、悲願のGTタイトル獲得を目指して欲しいと思います。


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