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メイクデビューの季節 (15/6/8)

今年もメイクデビューの季節がやってきました。「新馬競走」という競馬特有の用語を、少しでも「わかりやすく」また「身近に感じられる」言葉に置き換えてメッセージを発信し、今まで以上に「新馬競走」を盛り上げよう、という理由でついたキャッチフレーズは、スタートしてすでに8年がたちました。始まった当初は、少し違和感のある呼名でしたが、個人的にはだいぶ馴染んできた印象があります。ちなみに「メイクデビュー○○」は「They make their debut in ○○」を省略したものだそうです。
さて、7日に行われた、そのメイクデビュー阪神5Rではカジノドライヴ産駒のコウエイテンマが人気薄で快勝、今年初年度産駒がデビューを迎える父にとっては、うれしい初勝利となりました。同馬は現役時代アメリカに遠征し、三冠最後のベルモントS前哨戦G2ピーターパンSに勝利するも、本番では、レース直前に無念の取消。その後もBCクラシック、ドバイワールドCに出走するなど、海外遠征のパイオニア的な存在として強く記憶に残っています。
そして、現在キャロットクラブでは、募集番号74番レストレスハートの13、81番プリンセスドルチェの13、82番スウィートマフィンの13と3頭のカジノドライヴ産駒の募集を行っています。中でも募集番号74番のレストレスハートの13は均整のとれた好馬体が目立つ1頭です。ダートで活躍した父の産駒らしく、やや繋の角度は立ち気味ですが、長さが十分あり、母父サンデーサイレンスの影響か、弾力性に富んだ動きをみせています。半兄パドルウィール(父クロフネ牡4歳)が、豪快な末脚を武器に芝で活躍中という血統背景からも、本馬も芝、ダート兼用タイプとみています。是非、ホームページにて最新の動画をご確認ください。

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