２３日の新潟競馬でピエリーナ（４歳上５００万下・牝馬限定・ダ１８００ｍ）が待望の中央競馬初勝利を上げてくれました。昨年、未勝利戦を勝ち上がることができず、５００万クラスに格上挑戦するものの、残念ながら勝ち星を上げることはできませんでした。しかし、中央競馬への再登録を目指して移籍した名古屋では力の違いを見せつけるように３連勝を飾って再び中央の舞台へ戻ってきました。復帰初戦から期待に応える走りで１着となり、持っていた能力が本物であることを証明をしてくれたと言えるでしょう。そして、同日の京都競馬ではルベーゼドランジェ（シドニーＴ・ダ１２００ｍ）が得意とする京都の舞台で持ち前のスピード能力を如何なく発揮して待望のオープン入りを果たしました。これからはより強力なメンバーが待ち構えていますが、今回のような走りができれば更なる飛躍を期待することもできるでしょう。

　さて、今週末はいよいよ東京競馬場で競馬の祭典・日本ダービーが開催されます。クラブ所属馬からはアダムスブリッジが出走を予定しておりますが、前走の若葉Ｓでは緩んだ馬場の影響によって力を発揮することができず、まだ底を見せておりませんので、その未知の魅力に期待したいと思います。