す。ここに、ディープインパクトの血三輪圭祐)を加えるならば、さらに、その繁殖牝馬側にはスピードに特化した血脈を入れる、または自身が短めの距離に対応できた馬と配合する方がバランスは良く、かつ2歳のマイル戦などから対応できそうでしょうか。ローズノーブルの24のように、母自身やその産駒はマイル以下で活躍し、近親に長距離重賞勝ち馬がいるようなタイプは、2歳戦からクラシック戦、さらに古馬中長距離戦のトップクラスでの活躍が期待できそうです。サリオスエフフォーリアと同じく、本馬もハーツクライの血が入る種牡馬で、こちらはハーツクライの直仔。その父とは対照的に、体高が低く、迫力ある筋肉と父以上に伸びやかなトップラインや胴回りの厚みが目立ち、少々異質にも感じます。しかし、成功しているハーツクライ後継のスワーヴリチャードやジャスタウェイも父にソックリなタイプではないため、これまでの傾向を考えると本馬への期待もさらに高まります。本馬のその他の特長を並べると、スピード特化型で早期から活躍し朝日杯FSをレコード制覇したことや、ステイヤーの血も多く保有していること、そして、世界屈指の名牝系出身であることが挙げられます。自身のパフォーマンスと血統背景を考えれば、(事務局 エフフォーリアは、サンデーサイレ私なりにエフフォーリアの血統を簡 社台スタリオンステーション繋養種牡馬─本募集世代が初年度産駒─エフフォーリアンスのインブリードを持つ馬として、初めて社台スタリオンに導入された種牡馬です。そして、今年の募集馬の血統を見ると、全頭が母方からさらにサンデーサイレンスの血を重ねてあり、しかも、3頭ともにディープインパクト牝馬との配合。私自身、エフフォーリアの要素にディープインパクトの要素を重ねることは有効だろうと考えていて、その理由は別ページに書きましたので、お暇があればお読みください。そのディープインパクトの血を加えるにしても、配合する牝馬側に、さらにどのような特徴があるのかを見極めることも重要だと思います。単に分析するとすれば、シンボリクリスエス、サドラーズウェルズ、スペシャルウィーク、ハーツクライ、ケイティーズ牝系の5つに分けて考えます。ケイティーズ牝系はスプリントG1勝ちのスリープレスナイトや、種牡馬としてスプリントG1馬を輩出するアドマイヤムーンも属することから、スピード能力の高い牝系と捉えられます。しかし、その他は基本的に、長い距離でこそ力を発揮する馬たちという認識でSeptember 2025 vol.28410マハーバーラタの24(メス・父エフフォーリア)シーズンズギフトの24(メス・父サリオス)ローズノーブルの24(牡・父エフフォーリア)パドゥヴァルスの24(牡・父サリオス)Review of Stallions─CARROT CLUB YEARLINGS 2025─
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