父母父母活を送っていたのは、その前年に北海道から移動してきたブラックウヰングのみ。やや誇張した表現が許されるなら、この馬が社台ファームの種牡馬事業、すなわち社台スタリオンステーションの源流と言えるかもしれない。この年、ブラックウヰングは18頭の繁殖牝馬に種付けを行い、翌年に9頭（うち6頭が社台ファームの生産馬）の産駒を残している。残念ながら、昭和32年（1957年）春の種付け記録は残っておらず、33年（1958年）からは開場したばかりの社台ファーム白老牧場に移動して、昭和41年（1966年）に亡くなるまで同牧場で種牡馬生活をApril 2025 vol.27912■昭和32（1957）年産■昭和31（1956）年産母の父母の母ステーツマンカムフオーコウホートハクリュウ第弐ビリーヴサリー第弐パザザイブキヤマダイオニータセントライトRolls RoyceラウネラAlsabValkaraトビサクラ第弐パザザ第五デヴオーニアステーツマンバイグレーシアスミナミホマレクラツクスアスフオードラシモア備考血統名スペンドスリフト白老・千葉社台牧場白老支場生産コールドストリーム千葉・池田喜久男氏生産マインチャンス青森：細越信三郎氏生産エレメンドルフ岩手・中里芳夫氏生産クレイボーンメアリーマンホイットニー白老・千葉社台牧場白老支場生産ガラハーグッドウヰングエルズウオース青森・木村与八氏生産スリーリング青森・三浦福次郎氏生産ウインターパドックオールドイングリッシュフランケルナショナルブルーグラスグリナーコース性・毛色生月日牡・鹿ブラックウヰングRequested4.28マリーアデルTeddy's Queen牡・栗フランクリーステーツマン4.8ミスメイヂバイグレーシアス牡・栗Ace AdmiralJet Pilot5.3ルックナウジェットLook Now牡・栗トリプリケートトビサクラ4.23スカーレット第弐パザザ牡・黒鹿ブラックウヰングステーツマン4.2レグホーン勝旗牡・鹿トリプリケートChief Barker4.15キーンランドマリーアデル牡・鹿リンボーヒロサクラ3.30ハナザクラトップマン牡・黒鹿ブラックウヰングヒロサクラ4.17ヒロクイン昭蘭牡・鹿ブラックウヰングトウルヌソル4.20村妙山妙牝・栗フランクリーステーツマン3.22第参アワーカロールアワーカロール牝・栗トリプリケートハクリュウ3.15ビリーヴミー第貮ビリーヴサリー牝・鹿ライジングライトセントライト3.17カクモト東泰牝・黒鹿The Pie KingShahpoor4.17ミストラクルTruckle牝・黒鹿ブラックウヰングAlsab4.14フォルカーValkara牝・鹿ライジングライトステーツマン4.5アヴェマリヤ第弐パラダイスロスト牝・黒鹿ブラックウヰングMidstream4.26ベリストリームCigarette牝・黒鹿リンボーアスフォード6.3アスサツマセコンドレース母の父母の母備考白老・千葉社台牧場白老支場生産白老・千葉社台牧場白老支場生産白老・千葉社台牧場白老支場生産青森：鳥谷部和太郎氏生産千葉：加藤和氏生産千葉：加藤清氏生産所有：千葉社台牧場白老支場（白老）青森：小村金太郎氏生産血統名性・毛色生月日牡・鹿フランクリーコッペリア3.10第弐ハレルヤ牡・栗トビサクラゼフィニクス4.6ビリーヴミー牡・栗タークスリライアンスステーツマンユニオン6.14ブロードザザ牡・鹿フランクリープリンスジョージ3.29ステーツニータ牡・黒鹿クモノハナグレシャム3.24第六スターカップスターカツプ牝・鹿フランクリーロンシャン2.4ロールスネラ牝・鹿フランクリージャマイカ4.22フォルカー牝・鹿フランクリーキャルメット3.23スカーレット牝・鹿ブラックウヰングクモハタエンパイヤ2.16クモシズ牝・栗フランクリームーランルージュ3.15ミスメイヂ牝・栗ハイレコードシャンゼリゼ4.4プロレンス牝・栗リンボーラセーヌ6.3ラシフォード社台ファーム第1期生一覧History of great stallions 偉大な種牡馬の歴史─第3回 社台スタリオンステーションの源流 社台ファーム種牡馬事業のはじまり─
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