*シュリリー(牝 1925 Treclare) 第一シュリリー(牝 1937 *レヴューオーダー)(競)アジアカチドキ、2勝 ミスハタ(牝 1942 クモハタ)2勝 トサミツル(牝 1947 *セフト)桜花賞 クニハタ(牝 1945 クモハタ)17勝、目黒記念(秋) イチクニヒメ(牝 1956 イッセイ) ヤマニガーサント(牝 1964 *ガーサント) ラドンナリリー(牝 1979 キタノカチドキ)南関東・東京3歳優駿牝馬 リンデンリリー(牝 1988 *ミルジョージ)エリザベス女王杯-G1 クインナルビー(牝 1949 クモハタ)天皇賞(秋) スターナルビー(牝 1957 *ハロウェー)3勝 センジュウ(牝 1963 *ガーサント) ネヴァーナルビー(牝 1969 *ネヴァービート) ホワイトナルビー(牝 1974 *シルバーシャーク)東海(公)4勝 オグリキャップ( 牡 1985 *ダンシングキャップ)年度代表馬、有馬記念-G1(2牧場に戻ったスズキナルビーは、生涯で₁₁頭もの牝馬を残す多産系繁殖牝馬となるのだが、そのうちの1頭トミニシキ(₆₇年生、父ユアハイネス)は未出走のまま同地区の富田牧場で繁殖牝馬となって、「キョウエイ」「インター」の松岡正雄氏と巡り合うことになる。松岡氏は1973、₇₄年と₇₆〜₈₂年の計9回、JRAリーディングオーナーに輝く大オーナーだ。トミニシキの初仔インターヒリュウ(₇₁年生、父ネヴァービート)は、松岡氏の所有馬として大井競馬場の重賞「東京オリンピック記念」に優勝するなど活躍。その縁もあって松岡氏は、インターヒリュウの半妹トキノシュリリー(₇₈年生、父スティンティノ)を繁殖牝馬として所有することになる。「トキノ」というのは当時、富田牧場が使用していた冠名だ。未出走のまま繁殖牝馬となったトキノシュリリーは、同じ浦河地区の尾野一義牧場に預託されることになるのだが、そのトキノシュリリーがブレイヴェストローマンとの間に産んだのがインターシャルマン。そう、キョウエイマーチの母だ。この馬は、抜群のダッシュ力と先行力を武器にダート短距離で4勝をあげ、松岡氏が経営するインターナショナル牧場で繁殖牝馬となると、その第2仔にキョウエイマーチを送り出した。キョウエイマーチは爆発的なスピードを武器に、桜花賞など5つの重賞含め8勝をあげ、6歳秋に競走馬登録を抹消。1度は生まれ故郷に戻ったが、この馬を高く評価していた吉田勝已氏の熱意に押されるように、その年の₁₂月にノーザンファーム遠浅へと移動する。 「松岡さんほどのオーナーが経営するインターナショナル牧場は、とにかく血統馬が揃っていましたが、その中でも不良馬場とはいえ桜花賞を4馬身差で逃げ切り、芝でもダートでもハナを譲らず、最後まで突っ走るキョウエイマーチのスピードは、1頭のサラブレッドとして、とても魅力でした。そして何よりも、ダンシングブレーヴの直仔であるということ。どうしても欲しかった馬ですが、今考えてもよく譲ってくれたなと思います。親しいお付き合いはさせていただいていましたが、本当に頭が下がります」と感謝の言葉を並べ、「移動してきたあとに改めて馬体をじっくりと見ましたが、さすがという体をしていました。自分の 人生の中でも、思い出に残る1頭です」と、ポツリ言い放った。その初年度の配合相手に選ばれたのは、クロフネの活躍によって日本に導15回)、安田記念-G1、マイルCS-G1。種牡馬 オグリローマン(牝 1991 *ブレイヴェストローマン)桜花賞-G1 スズキホープ(牝 1958 *ブッフラー)1勝 ニットウホープ(牝 1963 *ライジングフレーム)(競)フレーザー、2勝 メイセツ(牝 1971 *レベルコ)3勝 アンドレアモン( 牡 1979 リュウファーロス)最優秀ダートホース(2回)、ウインターS-G3、フェブラリーH-G3。種牡馬 スズキナルビー(牝 1960 トサミドリ)4勝 トミニシキ(牝 1967 *ユアハイネス) トキノシュリリー(牝 1978 *スティンティノ) インターシャルマン(牝 1987 *ブレイヴェストローマン)4勝 キョウエイマーチ(牝 1994 *ダンシングブレーヴ)桜花賞-G1 ヴィートマルシェ(牝 2002 *フレンチデピュティ)1勝 C グランマルシェ(牡 2008 フジキセキ)2勝 C サンブルエミューズ( 牝 2010 ダイワメジャー)芙蓉S-OP、フェアリーS-G3 ヴェスターヴァルト(セ 2017 *ノヴェリスト)飛騨S、ファルコンS-G33着 C ヴァルドレス(牝 2018 キングカメハメハ) C ナミュール( 牝 2019 *ハービンジャー)マイルCS-G1、富士S-G2、チューリップ賞-G2、(現) C ラヴェル(牝 2020 キタサンブラック)アルテミスS-G3、(現) C アルセナール(牝 2021 エピファネイア)1勝、(現) C サンブルエミューズの2022(牝 2022 *ブリックスアンドモルタル) C グレナディアーズ(牡 2011 ネオユニヴァース)釜山S C アヴニールマルシェ(セ 2012 ディープインパクト)東京スポーツ杯2歳S-G32着 C リリーバレロ(牝 2015 ロードカナロア)トリトンS C リリーバレロの2022(牡 2022 キタサンブラック) C マルシュロレーヌ( 牝 2016 オルフェーヴル)BCディスタフ-米G1、エンプレス杯-Jpn2、レディスプレリュード-Jpn2、TCK女王盃-Jpn3、ブリーダーズゴールドC-Jpn3 C マルシュロレーヌの2023(牝 2023 *ドレフォン) バーデンヴァイラー( 牡 2018 ドゥラメンテ)佐賀記念-Jpn3、マーキュリー マルチャレアル(牡 2021 リアルインパクト)2勝、(現) C ヴィートマルシェの2022(牝 2022 サトノアラジン) C ヴィートヴァンクル(牝 2003 *ブライアンズタイム) C トライアンフマーチ( 牡 2006 スペシャルウィーク)キャピタルS-OP、パラダ インペリアルマーチ(牡 2007 ネオユニヴァース)銀嶺S、伊丹S CイスS-OP、皐月賞-Jpn12着 C※中央G1級重賞勝ち馬(勝利レース数簡略化)、タイトル受賞馬、キャロット所属全頭※重賞勝ち馬のG1・2、3着は省略、オグリキャップのG2以下のレースは省略。※ Cはキャロットクラブ所属馬3着 CC-Jpn3、(現) CヴィートマルシェとBCディスタフ覇者マルシュロレーヌ(父オルフェーヴル)の当歳時
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