ECLIPSE_202312_13-17
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へ向かうことに。 「まだ菊花賞を最大目標という感じではなくて、秋のいいレースを目指すということでした。ならば、その秋に向けてもしっかり間隔が取れる方がいいということで、夏の自己条件へ。グローリーヴェイズも同じようなローテでしたので、調整のイメージは頭の中にありましたね。前回が2000mであまりにも切れるレースだったので、本質的な適性はどこなのかとも思いましたが、2200mくらいでレースをしてみようということで、日本海Sを選択させていただきました。レースでは戸崎騎手に乗っていただきましたが、『手の内に入れやすいタイプだし、道中は気を良く走っているようには見えるけど、乗り手としては全く心配していない』とジョッキーも話していました。勝負所でよくさばいてくれましたし、ゴールが分かってるんじゃないかな、という勝ち方でしたね。決して派手ではありませんが、きっちり差し切って強い競馬でしたね」この時点ではトライアルの結果も出ておらず、ドゥレッツァがどこを目標にするかも定かではなかったが、着々と秋に向けての準備は進んでいた。 「日本海Sの疲れはありましたが、天栄でしっかりケアをしてもらいました。早い回復曲線を描くことができましたし、夏の競馬を使ったあとの疲れも乗り越えてくれましたね。実はアルゼンチン共和国杯もひとつの候補でしたが、距離にも対応できそうでしたし、ちょうどルメール騎手が乗ってもらえるとなったので、菊花賞へ向かうことになりました」   フランスでのことなので、スルーセブルーセブンシーズが海外遠征していたンシーズがつないだ縁?とも言えそうだ(笑)。そしていよいよ、菊花賞への本格的な調整が始まっていく。 「最終追い切りはルメール騎手に乗ってもらったのですが、これは意味があったと感じていて、久々のコンタクトで頭が重いとコメントしていたんです。馬に騎乗経験のある人間の感覚だとそれは掛かっているような感じなのですが、それでも折り合いが付くとちなみに、これが決まったのはスいうのを感じてもらえて、ジョッキーの中でも距離は大丈夫だとシュミレーションができたんだろうと思います。ただ、うちの厩舎は角馬場からじっくりと乗るので、それもずっとルメール騎手に乗ってもらったんですが、よくあんなに長い時間乗せるねと誰かに言われてしまいましたよ(笑)」確かにルメール騎手は美浦に乗りに来ることは決して珍しくないが、追い切りだけまたがっていることが多く、追い切りの前運動から乗っていることはほとんど見たことがない。その妥協のない姿勢が、勝利の女神を呼び込んだのだろう。 「1週前でかなりいい追い切りができていたので、当該週は単走もありかなと考えていました。ですが、ここまで来たらもうひとつ上を狙おうと思って、攻める調教をしました。凱旋門賞でスルーセブンシーズの調子が凄く良くて、このままじゃ重め残りになるんじゃないかという程でした。そこである程度攻めたことが結果にも出たので、菊花賞も勝ちに行くなら攻めていかないといけない、と思ったのです。実は、もうひとつうまく事が運んだことがあって、菊花賞の前週に他馬の臨場で京都に行く機会があったんです。菊花賞は2度目になるので、前週に行くことができて、改めて確認できたのは良かったです。そこで馬房の場所も4勝目 23年8月19日 混)日本海S 新潟 芝2200m152勝目 23年4月2日 混)山吹賞 中山 芝2200m3勝目 23年6月4日 混)ホンコンJCT 東京 芝2000m

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