ECLIPSE_202301_22-25
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話していたんです。実際に来た日本はライアン(ムーア)やウィリアム(ビュイック)から聞いていた通り、素晴らしい場所でした」先日は北海道にも行かれていたんですよね? 「はい。ホリーと一緒に牧場を巡らせてもらいました。他にも空いている時間で日本観光をさせてもらっています。東京は僕らのいるイギリスとは全く違うので、新鮮です」食事はどうされているのですか? 「和食が大好きなので、食事に関して不自由に感じたことはありません」競馬に関してはどうですか? 「JRAをはじめ皆さんのサポート体制が素晴らしいので、競馬に関しても何一つ不満はありません」 「日本はヨーロッパよりテンのスピードが速いけど、そのあたりは慣れるものなので大丈夫でした。乗り易い馬が多いし、レース自体は管理されていてフェアですね。ジョッキーは皆、上手で、トップレベルの騎手が沢山いると感じました」G1にも騎乗されましたね。 「はい。とてもありがたいことに、いきなりG1に乗せてもらえました。大歓声はアメージングだったし、馬は一所懸命に走ってくれました。素晴らしい経験をさせていただきました」乗ってくださいました。まず、サファルから。2度騎乗していただきましたが、人気通りとはいきませんでした。どのような印象でしたか? 「大きいというのが第一印象でした。2回乗りましたが、最初はブリンカーを使用しなかった休み明けで、キックバックを浴びてしまいました。いずれにしろ、結果を残せず申し訳なく思っています。ただ、良い馬という感触はあったし、体も良く見せたので、近いうちに変わってくると思います」で圧勝しました。 「スタートがあまり早くなかったので、馬のリズムを重視して乗りました。道中は砂を被るのを凄く嫌がる感じレースの違いは、いかがですか?天皇賞(秋)やジャパンCなど、キャロットクラブの馬にも何頭かヴァーンフリートは東京のダートだったので、外に持ち出したら素晴らしい反応で伸びてくれました。上のクラスでも期待できる馬だと思います」ライラスターは初ダートでしたが、快勝しました。 「能力の高い馬だと感じました。ただ、気が強く、スイッチを入れるのがなかなか大変でした。正直、道中はずっと追いっ放しだったんです。でも、スイッチが入ってからの伸びは素晴らしかった。凄くしっかりと走ってくれました。メンタル面の成長があれば、もっともっと走ってくれるはずです」レーベンスティールは、東京芝1800mの新馬戦でクビ差の2着。その後、中山芝1800mの未勝利戦を勝利しました。 「凄く良い馬です。初戦は成熟度の違いで負けた感じがありました。まだまだひ弱で幼さを見せながらあれだけ走れるのなら、次は大いにチャンスがあると思っていたら、次走であっさりと勝ってくれました。体はもっと良くなりそうなので、将来が楽しみな馬だと思います」常総Sで騎乗したククナは、最後に良く追い上げたものの5着に終わりました。 「スタートから出していったのですが、行き脚がついてくれませんでした。道中も早めにゴーサインを出したけど、小回りコースで終始外を回らされる形になってしまったため、前と差を詰めるのに手間取りました。それでも末脚は最も良かったし、差のないところまで追い上げました。元々オープンで走っていた馬と聞いていますし、いずれ重賞で勝ち負けできると思いま」─ありがとうございます。では最後に、会員の皆様にひと言いただけますか? 「お陰様でホリーと2人、ベリーハッピーに過ごせています。日本のファンの皆さんは世界的にも紳士的、かつ情熱的なことで有名ですが、実際に来てみてそれを感じました。滞在中はできるだけ多くの競馬場で乗りたいと思っているので、ホリー共々応援よろしく願いたします!」ありがとうございました。25ククナ 12月11日中山 常総S(5着)───────────すレーベンスティール 12月10日中山 2歳未勝利(1着)

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