ECLIPSE_202209_39-52
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*ミセスワタナベMrs Watanabe鹿 2014かせていただいたが、今年も挑戦的な選択で3頭ほどご提案させていただこうかと思う。父モーリス)。母の産駒はこれまで4頭がデビューして中央未勝利。普通に考えると狙いづらいところだろう。ただ実は、母も自身を含め兄姉8頭の中で勝ち上がった唯一の馬。この母の仔も、1頭だけは走る馬が出てきておかしくない。ディープインパクトという点。これから選ぶ機会の多い「母の父ディープインパクト」だが、7月29日時点でモーリス×ディープインパクトは1走あたり賞金が209万円で、エピファネイアの211万円とほぼ同じ水準。ロードカナロアの188万円より高い。しかも「ノーザンファーム産のモーリス×ディープインパクト」は3〜4歳でち上がっている。パクトという長距離馬に出てもおかしくない配合だったが、1400mを中心に活躍。本馬も配合の字面よりはスピードがありそうで、マイル前後での活躍を期待したい。昨年も穴っぽい狙いということで書 1頭目はペルレンケッテの21(牡/それ以上の選択理由が、モーリス×母はアカテナンゴ肌にディープイン 2頭目はエスティタートの21(メス/父ブリックスアンドモルタル)。この世代の輸入新種牡馬といえばブリックスアンドモルタルとニューイヤーズデイが注目されるが、個人的には両方有望と見ている。ブリックスアンドモルタルは、ガルフストリームの実質道悪馬場からサンタアニタの良馬場まで幅広くこなしており、特に後者は日本適性に繋がると見ている。また、ストームキャット系の種牡馬は大ハズレが少ない。本馬の場合は、母が1400〜1600mで活躍しており、そちらからスピード面のサポートが得られることも心強い。若い馬どうしの配合、母の2番仔というフレッシュさも歓迎できる要素だ。 3頭目はティンバレスの21(牡/父ヘニーヒューズ)。これは昨年の原稿でも強調した「母の父ウォーエンブレムに注目」という観点から選んだ。今回の募集馬ではピースエンブレムの21も該当するが、こちらのほうが母が若いし、母がダートで走ったところにヘニーヒューズと、方向性がはっきりしているのでこちらを選んでいる。また、母が初仔から勝ち馬(パーカッ        ション)を出しているという点も心強く、その3番仔というのは走り頃という気もする。そのパーカッションはイスラボニータ産駒だがダートでの勝ち上がり。さらにダート適性とスピードが加わったのが本馬という印象だ。●須田鷹雄*サンデーサイレンスHaloミセスワタナベの2146ペルレンケッテの21オーマイベイビーの21オルフェーヴル栗 2008ステイゴールド黒鹿 1994オリエンタルアート栗 1997エレクトロアートタピザーTapizar鹿 2008TapitWinning Callフォクシー フレンドFoxy Friend鹿 2001Crafty FriendGerri n Jo Go16頭が中央に登録され、実に12頭が勝Wishing Well*ディクタスゴールデンサッシュダイナサッシュメジロマックイーンメジロティターンメジロオーロラ*ノーザンテースト*グランマスティーヴンスPulpitTap Your HeelsDeputy MinisterCall NowCrafty ProspectorCompanionshipTop CommandSweeping Beauty*ノーザンテースト 4S×5SSeptember 2022 vol.248─CARROT CLUB YEARLINGS 2022─ペルレンケッテの21/エスティタートの21/ティンバレスの21List of the horses selection & Review of Stallions須田 鷹雄田端 到ミセスワタナベの21/アドマイヤローザの21/グリューネワルトの21つきじ 修治オーマイベイビーの21/アールブリュットの21/サトノオニキスの21/ザズーの21/エリティエールの21List of the horses selection─Part 3─

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