*サンデーサイレンス 3S×4D, Hail to Reason 5S×5Dソングライン(安田記念)、ディアドラ(秋華賞、ナッソーS)、ロジユニヴァース(日本ダービー)と同じファミリーに属している。牝祖ソニンクは、ほんの20年程度でこれだけの大勢力を築いており、その尋常でない活力は注目に値する。本馬はソングラインと同牝系であることに加え、「キズナ×シンボリクリスエス」の組み合わせも同じ。つまり、両者は血統構成の「16分イイト)は、いずれも牝馬で、なおかつ母の父がシンボリクリスエス。この点も心強い。ソングラインに似た強力マイラーとなりそうだ。ラメンテ)は、現在2戦2勝のパラレルヴィジョン(父キズナ)の半弟。初仔から大物を送り出した母アールブリュットは、メートルダール(中日新聞杯)の半姉で、現役時代に3勝クラスまで出世した。繁殖牝馬としても、非凡な才能を秘めている。2代母イグジビットワンは、アメリカ産馬ながら重厚なヨーロッパ血統で構成されているため、スピードだけでなく大レース向きの底力も備えている。本馬は、サドラーズウェルズを抱えたドゥラメンテ産駒。これは父の代表産駒、タイトロスヴァイセの21(牝・父キズナ)は、の15」まで共通する。キズナを父に持つ2頭のG1馬(ソングライン、アカアールブリュットの21(牡・父ドゥルホルダー(天皇賞・春、宝塚記念、菊花賞)と同じ。父はわずか5世代を遺して早世してしまったが、タイトルホルダーの他に、スターズオンアース、バーデンヴァイラー、アリーヴォといった活躍馬を出している。まだデビューしていない世代から、さらなる大物を出す可能性もあるだろう。グリューネワルトの21(牝・父ロードカナロア)は、ディアンドル(福島牝馬S、葵S)の半妹。父がルーラーシップからロードカナロアに替わり、これらはいずれもキングカメハメハ産駒なので、厳密にいえば4分の3妹となる。ロードカナロア産駒の大物は、スペシャル牝系のノーザンダンサー系種牡馬(ヌレイエフ、サドラーズウェルズ、フェアリーキングなど)と、サンデーサイレンスを併せ持つパターンから誕生するケースが多い。アーモンドアイ、サートゥルナーリア、ステルヴィオ、レッドルゼル、タガロアなどが、これに該当する。本馬はこのパターン。「ロードカナロア×スペシャルウィーク」は、サートゥルナーリアを含めて3頭の重賞勝ち馬が誕生している成功パターンだ。リカビトスの21(牡・父モーリス)は、 ズが小さすぎなければ、楽しみ。愛知杯4着馬だった母の初仔。リヴァーマンのクロスは父の成功パターンで、父とディープインパクトの相性も良好。配合的には申し分ない。サイ*ノーザンテースト 4S×5D, Mr. Prospector 4S×5D●栗山求*サンデーサイレンスHalo*ウインドインハーヘアAlzao*キャットクイルCatequil鹿 1990*シンボリクリスエスSymboli Kris S黒鹿 1999ロスヴァイセの21*ソニンク*マンファス*トニービンコルコバードの21*エンドスウィープ*アズテックヒル48ディープインパクト鹿 2002キズナ青鹿 2010ロスヴァイセ黒鹿 2011ヴァイスハイト青鹿 2004キングカメハメハ鹿 2001ルーラーシップ鹿 2007エアグルーヴ鹿 1993ステイゴールド黒鹿 1994コルコバード黒鹿 2013エンシェントヒル鹿 2001ラプソディーアの21September 2022 vol.248Wishing WellBurghclereStorm BirdStorm CatTerlinguaPacific PrincessDamascusFijiRobertoSharp QueenGold MeridianTri Argo*サンデーサイレンスベガMachiavellianSonic LadyKris S.Tee KayアドマイヤベガKingmamboMr. ProspectorMiesque*ラストタイクーンPilot Bird*カンパラSevern Bridge*ノーザンテーストシャダイフェザーダイナカール*サンデーサイレンスHaloWishing Well*ディクタスダイナサッシュ*フォーティナイナーBroom DanceProud TruthTribal Hillゴールデンサッシュ─CARROT CLUB YEARLINGS 2022─ロスヴァイセの21/アールブリュットの21/グリューネワルトの21/リカビトスの21ディーパワンサの21/ヴィータアレグリアの21/ラプソディーアの21/ロスヴァイセの21List of the horses selection & Review of Stallions栗山 求平出 貴昭藤井 正弘オーマイベイビーの21/ブリトマルティスの21/コルコバードの21List of the horses selection─Part 2─
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