ECLIPSE_202207_24-25
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クッション性確保のため張替を行っていない箇所へ5月中旬にバーチドレン、5月下旬にシャタリング作業を実施。張替箇所には6月中旬にバーチドレンでエアレーション作業を行う予定です」ポイントをまとめる。① ② ③ 影響を受けた際は外差しに注意ように小倉芝は好状態を保ちやすい。ただし、冬場でも芝のレース数が多いた近年の馬場事情を考慮し、小倉芝の良好な状態を保ちやすい基本的には先行系が優勢芝のレース数が多いため、天候の③について補足しておく。前述しため、雨の影響で内側が悪化すると、外枠馬や差し馬が台頭しやすくなる。昨年の4回開催は雨の影響を受ける日が多く、4回開催で行われた重賞では外枠馬や外伸び馬の活躍が目立っていた。また、今年も昨年に続いて変則開催。今年は7月2日から4週間3回開催が行われた後、2週間空いて、8月₁₃日から4週間4回開催が行われるスケジュールとなっている。3回開催の4週間はすべてAコース。4回開催の1週目もAコースで、2週目から4週目はBコース使用となる。そして、昨年の夏開催は計7週間だったが、今年は計8週間あることもあり、昨年とは違ったコースで行われる芝重賞があるので、注意が必要。昨年とは使用コースが違う重賞は以下の通りとなる。*中京記念:A3週目⇒A4週目ダートは1周1445・4mで、直線は291・3m。高低差は2・9m。2コーナーあたりから4コーナー400m地点までは芝コースと似たような感じだが、ここからゴール手前ゴールまでは平坦となっている。芝コースとは違い、直線にわずかな坂があるものの、ダートも逃げ・先行馬が優勢。後方馬による勝利は決まりにくい。2017年以降に行われた小倉ダートレースの約8割は、逃げ・先行が勝利。特に逃げ馬の複勝率が高いので、常にマークが必要である。2,000m、2,600mABC1,445.4m馬場状態によっては外差しに注意ダートも先行系が優勢25野芝厚さ30巾300混合層:山口県豊浦郡小串産山砂 3    +福岡県西戸崎沖洗海砂 7土壌改良材: ピートモス 60l/㎡       麦飯石 2kg/㎡+土壌改良材200mm250mm50mmクッション砂:青森県六ヶ所村産混合層:山口県豊浦郡小串産山砂 7    +福岡県西戸崎沖洗海砂 3クッション砂(洗い砂)混合層混合層クラッシャラン混合層C-4090mm250mm200mmColumnist profile 小島 友実 Tomomi Kojima競馬キャスター&ライター。ラジオNIKKEI「中央競馬実況中継」に出演中。「週刊競馬ブック」や「JRA-VANスマホアプリ」にて連載を持つ。ライフワークは馬場取材で、2015年「馬場のすべて教えます(主婦の友社)」を出版。JRAの競馬場の他、最近は地方競馬場の馬場取材も行っている。    ₄₀m地点まで緩やかな上りを経て、**小北倉九2州歳記S念::AB22週週目目⇒B⇒B31週週目目コース一周距離1,615.1m1,633.9m1,652.8m幅員30m27m24m一周距離幅員ダートコース24m直線距離高低差3m1,000m、1,200m、1,700m、1,800m、直線距離高低差293m291.3m2.9m1,000m、1,700m、2,400m発走距離単粒砕石 7号板状暗渠排水材発走距離コース概要馬場路盤構造芝馬場ダートコース馬場の特徴を知 ろ

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