主な出走奨励金・褒賞金ダートグレード競走優先馬出走奨励金(トライアル競走を優勝した選出馬の馬主)ダートグレード出走促進奨励金(ダートグレード競走に出走した川崎所属馬の馬主)参考例:川崎記念優勝時のライトウォーリア号106ダートグレード競走褒賞金最大800万円ダートグレード競走褒賞金●対象競走: 地方競馬で行われる全てのダートグレード競走。牝馬限定戦は最先着馬3歳競走地方所属馬付加賞金最大1,000万円3歳競走地方所属馬付加賞金●対象競走: 3歳ダート三冠競走、兵庫チャンピオンシップ及び関東オークス、マリーンC●支給対象: 1着から10着までの地方所属馬(3歳ダート三冠競走は10着まで、兵庫1着賞金とは別に、地方所属のライトウォーリア号には合計1,050万円の手厚い褒賞金、奨励金がありました。新設された3歳ダート三冠競走、そして充実したダートグレード競走における地方所属馬のメリットは、十分な出走枠が確保されているという点にあります。とりわけ羽田盃、東京ダービーなど、3歳ダート三冠競走の目玉となるレースの中央所属馬の出走枠は、フルゲート16頭に対してわずか4頭に制限されています(2025年時点)。また、息長く活躍する傾向にあるダート馬ですが、古馬になっても顔触れにそう変わりがないことから、中央所属馬はダートグレード競走になかなか出走できないケースが散見されます。その反面、クラブの地方所属馬は後述する充実した外厩施設等を利用して、ダートグレード競走を始めとするトップクラスのレースをスムーズに目指すことができるのです。地方所属馬のメリットはダートグレード競走における出走枠の多さだけに留まりません。近年、各地方競馬場の賞金は増額されており、また、牝馬限定競走にスポットをあてた世代別牝馬重賞シリーズ(グランダム・ジャパンシリーズ)の存在も魅力のひとつです。さらには下記のとおり、地方所属馬がダートグレード競走で上位入線を果たした際、本賞金とは別に地方所属馬を対象とした出走奨励金や褒賞金が用意されているなど、中央所属馬にはない厚遇を受けることができます。に次ぐ先着馬(4~5着以内)にもその半額を支給。●支給対象: G1/Jpn1競走 :5着以内の地方最先着馬Jpn2/3競走 :4着以内の地方最先着馬チャンピオンシップ及び関東オークス、マリーンCは8着まで)●支給額 : 1着から4着⇒1着本賞金の10%、5・6着⇒1着本賞金の5%、 7着⇒1着本賞金の4%、8着⇒1着本賞金の3%、9着⇒1着本賞金の2%、 10着⇒1着本賞金の1%2024年より新たに3歳ダート三冠競走が創設されたことを筆頭に、全国の地方重賞が新たな装いで施行されています。ダート路線の充実を図るべく、NARや全国の各競馬主催者はこれまでにはなかった高額の奨励金や褒賞金を用意するようになってきました。そんな大変貌を遂げる地方競馬の魅力をお伝えするべく、地方競馬の制度や新しいレース体系をご紹介いたします。地方競馬をより深く知る参考になさってください。 ⇒800万円●支給額 : 3歳/古馬競走 2歳Jpn1競走 ⇒560万円2歳Jpn2/3競走 ⇒400万円1着賞金[ダートグレード競走を始めとする上級競走における出走枠の充実][中央所属馬にはない地方所属馬だけの奨励金、褒賞金]800万円+200万円50万円ダート馬なら地方所属が魅力的 1億円+ダートグレード競走褒賞金地方競馬競走ガイド[南関東・ホッカイドウ競馬]
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