距離、条件なら、すぐに勝ち負けになるのではないでしょうか」は牝馬限定の未勝利戦に出走。残念ながら17着でした。 「お父さんがドバイターフの勝ち馬リアルスティールということで、良いモノは持っていると感じました。今回は結果を出せなかったけど、いずれ走ってきておかしくない馬だと思います」がでしょうか?東京ダート1400m、牝馬限定の未勝利戦で2度騎乗。いずれ 「1戦目の2着は、相手が悪かったです。勝った馬が凄く強かった(続く1勝クラスも連勝)です。次の2着は勝ったも同然でした。その後、クリストフでも2着だったけど、いつ勝ち上がってもおかしくない能力を持っていると思います。1つ勝てば、ポンポンと行ける。そんなタイプの馬だと思います」はどうでしょう?東京芝1400mの1勝クラスに出走。33秒台の脚で追い上げ、7着でした。 「ゲートに難しいところのある馬でしたけど、どうにかうまく出られて、道中も真面目に走ってくれました。7着といっても着差はそれほどなかったし、距離が延びれば、もっと良い結果が出そうだと思いました」についても教えてください。東京ダート1400m、牝馬限定の1勝クラスディヴァイネスト(勢司和浩厩舎)エクサビット(萩原清厩舎)はいかも2着に惜敗しました。ヴェルトラウム(西田雄一郎厩舎)では、ジャミーレ(斉藤崇史厩舎)で追い込み、オシェア騎手自身初となるJRAでの勝利をマークしました。 「日本での初勝利を挙げさせてくれた馬ですからね。つまり、自分にとって、最も思い出に残る馬と言って良いでしょう。最初の600mはハミを取らずに走っていたけど、こちらがサインを送ると、それに対するレスポンスは凄く良かった。根は真面目な馬ですね。ゴールが近付くにつれ良い脚を使ってくれたので、東京競馬場の長い直線も向いていたのだと思います。トップクラスの資質がある馬なので、上のクラスでもまだまだ勝てる馬だと思います」では最後に、日本の競馬ファンと────いと思います(笑)。皆さん、また日本キャロットクラブの皆さんにもメッセージをいただけますか? 「今回初めて日本に来て、色々と手助けしてくださった皆さんには感謝しかありません。組織として、全てを時間通り、正確に進めていこうとするJRAのやり方にも感心したし、是非またここに戻って来て、乗りたいと感じました。そして、その時はキャロットクラブの馬たちにもまた乗せていただきたいです。キャロットファーム(クラブ)の勝負服を着られるということは、世界的にもステータスなので、クラブの馬がドバイに遠征に来られる際には、オファーをいただいたら、いつでも着られるように準備をしておきたかドバイでお会いしましょう!その時はよろしくお願いします!!」11ジャミーレ 24/4/27東京 4歳上1勝クラス ダ1400(1着)─Writer profile 平松 さとし Satoshi Hiramatsu1965年2月7日、東京都出身。日大農獣医学部中退後、専門紙を経て97年フリーに。競馬ブック、優駿、Number、ヤフーニュース等、雑誌や新聞に寄稿する他他、グリーンチャンネルでリポーターも。武豊騎手ら現場関係者とも深い親交を持つ。著書は「泣ける競馬」「沁みる競馬」「凱旋門賞に挑んだ日本の名馬たち」「クリストフ・ルメール騎手 挑戦」他、多数。ヴェルトラウム 24/6/16東京 3歳上1勝クラス 芝1400(7着)週中はトレセンにて調教にも騎乗するなど、アクティブなオシェア騎手
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